コモンセンスペアレンティング

コモンセンスペアレンティングとは?
まずは、コモンセンスペアレンティングとは何か?
についてご説明します♪
エドワード・ジョセフ・フラナガン <Wikiでの詳細> |
コモンセンスペアレンティングは、
アメリカの里親家庭である
『フラナガン・ボーイズホーム』で使われた
養育プログラムを受け継いだものです。
『フラナガン・ボーイズホーム』は、
今から約100年前(1970年)
ネブラスカ州オマハに、フラナガン神父により設立されました。
フラナガン神父は
「悪い子どもはいません。子どもが悪くなるのは、
ただ、悪い環境と、悪い学びがあっただけです」
という哲学をもち、子どもたちに『愛』『教育』『職業訓練』
を提供しました。
その後、多くの研究と幅広い実践により、
一般家庭で機能するモデルを導入し、
多くの効果と実績を上げてきました。
現在は、ネブラスカ州の本部を中心に、
カリフォルニア・ニューヨークをはじめ
世界中で優れた家庭支援を展開しています。
戦後来日したフラナガン神父は、
日本の児童福祉に有効な助言を行い
『赤い羽根助け合い共同募金』が始まったのでした。
コモンセンスペアレンティング(CSP)では、7つのプログラムで構成さています。
1.「発達・期待値・育み」~こどものできること・できないことを知ろう~
2.「見せて話す・結果」~わかりやすく話そう~
3.「効果的なほめ方・理由」~ほめる数を増やそう~
4.「予防的教育法・社会スキル」~前もって教えよう~
5.「問題を正す教育法」~怒らず、どうしたら良いかを教えよう~
6.「自分をコントロールする教育法」~落ち着く方法を教えよう~
7.「全部まとめて・家族の伝統」~子育てプランを立てよう~
2.「見せて話す・結果」~わかりやすく話そう~
3.「効果的なほめ方・理由」~ほめる数を増やそう~
4.「予防的教育法・社会スキル」~前もって教えよう~
5.「問題を正す教育法」~怒らず、どうしたら良いかを教えよう~
6.「自分をコントロールする教育法」~落ち着く方法を教えよう~
7.「全部まとめて・家族の伝統」~子育てプランを立てよう~
これらは、別記事でご紹介いたしますのでお楽しみを♪
1~7に向かうにつれて、どんどん実践度が高くなっており、
スキルレベルも高いものとなっています。
僕なりの解釈ではありますが、心理学を学ばれている方であれば
『ABA応用行動分析』に似た『認知行動療法』の
1つとして考えてもらえれば良いかと思います。
ABA応用行動分析とは?
認知行動療法とは?
※こちらのリンクを参照してください♪
コモンセンスペアレンティングには3つのねらいがあります。
・子どもの問題行動を予防する事(予防的教育法)
・行動の伝達→モデリング→練習→行動→承認 =子どもの信頼関係
・社会スキルを身に付け、将来性を高める
上記3つはとても大切で、『子育て』においても重要な要因となります。
なぜコモンセンスペアレンティングが必要か?
子育ては、単独で行うよりも『チーム』で行う事が多い(家族・学校・保育園)
その中では、固有の価値観(育ち・親の姿など)があり、共有が困難な場合もある。
共通の子育て・援助スキルを持つことにより、積み重ねられ、伝承され、
より良い子育てに発展する可能性が高まるのである。
その中では、固有の価値観(育ち・親の姿など)があり、共有が困難な場合もある。
共通の子育て・援助スキルを持つことにより、積み重ねられ、伝承され、
より良い子育てに発展する可能性が高まるのである。
そして、コモンセンスペアレンティングを通じて、全世界の子どもたち
それから親たちの悩みを解決するソリューションだと考えている。
コモンセンスを現場で実践する機会はたくさんありました。
それは、年齢が低ければ低いだけ多くなっていきます。
なぜならば、経験が少ない分、適応行動ができないからです。
しかし、現場でスキルを使いこなすまで、時間がかかりました。
それは、コモンセンスでも学んだ『練習を根気強く行う』ことですぐに解決できました。
だから、実際に子どもたちへとスキルを披露する時は
『ワクワク・ドキドキ』でした。
すぐに、プロレベルのスキルを披露する事は無理です。
ですが、今はプロ以上です。私以上にコモンセンスを使いこなす人はいないです。
研修を受講して以降、コモンセンスをかかさず行ってきています。
約2年700日以上(148000時間以上)コモンセンスの事を考えてきました(笑)
たとえ、ぎこちない対応であっても
子どもたちのために考えているという行動は
子どもに伝わり、それだけでも『変化』を起こすきっかけにもなります。
怒っていた子どもが、
「もういいや」「ごめん」と切り替えてくれた時の嬉しさは今でも忘れません。
コモンセンスを伝えた『家族』の方から
「子育てがしやすくなった」
「成長している実感が夫婦で共感できている」
「子育ての方法が1つにまとまり、家庭環境が良くなった」
との声を頂くことができました。
僕は、『家族』そのものが『最高のセラピスト』だと思っています。
その『家族』に子育ての本質や側面を伝える役割が僕らの仕事(役割)だと思っています。
コモンセンスペアレンティングの詳細・講習について
良ければ是非参加してください♪
この記事を書きながら、僕は学んだことを再度アウトプットし
コモンセンスペアレンティングの学びを忘れることなく
より多くの人たちに伝えられるようまだまだ更新していきたいと思っています。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
いつか、世界の人たちに、私の声が届きますように♪