
子どもの問題は親の問題?
さて
皆さんは、子どもに
「宿題やりたくない」
と言われたら、どう返答しますか?
「やらなきゃ、遊んじゃダメ!」
「じゃあご飯なしにするわよ!!」
「なんでやらないのよ?学校の決まりなんだからやりなさい!」
やらなきゃいけない事を伝え、適切な行動に促しますか…?
それとも、なぜやらないといけないのか理由を伝え理論で誘導しますか?
子どもの気持ちに寄り添い、どうしてやりたくないのかを聞き取りますか?
皆さんはどのパターンでしょうか?
そして、その選択は正しい方向に進んでいるでしょうか?
「宿題やったの?」
「遊んでばかりいて、いっつも忘れてるでしょ!」
こんな会話になっていませんか?
もし、そうだとするならば
今お伝えする事を考えて下されば
きっと次の行動へのヒントになるかと思います。
まず、考えてほしいのは
誰の問題か???
宿題は誰のものですか?
子どもですか?
親ですか?
学校ですか?
それは、もちろん『子ども』のものですよね
その宿題をやらない場合
誰の責任ですか?
そう
それも『子ども』の責任になります。
ここで
考えすぎてしまうのが、
親視点の思考です。
きっと親は
『この子が宿題をやらないと、先生にも叱られるし、あの子の親は一体どんな教育をしているんだ!と偏見な目でみられるかも?』
と、あたかも子どものためと思い込んでいる事と思います。
ですが、
宿題をやらないからといって
果たしてその子が不幸になりますか?
家庭環境が崩壊するくらい
迷惑がかかりますか?
夕飯が作れなくなりますか?
ここでの問題のフォーカスすべき点は、
やるかやらないか
では無く、
誰が行動の意志決定をして、責任をとるか
です

じゃあ、
親はどうすれば良いのか?
それは
子どもに対して、
『誰の問題なのかをはっきり伝える事』
『どうしたいのかを選択させ、答えの提示はしない事』
この2つを伝えること。
そして、
重要なのは
『選択した結果の責任を本人にとらせる事』
これが、『課題の分離』
と呼ばれるものです。
子どもだけではなく、大人の世界でも
有効です。
親が、干渉しすぎて
あたかも自分の問題の事かのように
相手を動かそうとするから、
難しい事(複雑化)になるんです。
相手を変えることはとても難しい事です。
それでストレスがたまり、
ネガティブになるのって人生損だと思いませんか?
線をひくというのは、課題を分離することです
決して、『無視』をするということではありません。
何かをしたくない
と訴える時は、もしかしたら助けを求めている時なのかもしれません。
子どもに寄り添って傾聴する事も大切だと思います。
しかし、自分の責任を親に取らせる(とってしまう)行動は
子育てで重要である
『自立』を阻害してしまう要因になってしまいます。
皆さんはこれから
簡単に答えを提示せず、
子どもに選択させ、結果の責任を果たせるように関わっていきましょう!
それでは!!!また!!!
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