子どもへの言葉かけのコツ【ABCで分析、応用行動分析】





子どもと前向きに関わろう!


今回は、子どもに対する
『言葉かけ』をテーマにお話しをしたいと思います。

『言葉』というのは
コミュニケーションの中で
最も多く使われているツールです。

また、言葉には
音の要素の中に
『心』の要素も含まれています。

例えば、
「明るい声」といわれ
イメージするのはどのような声でしょうか?

音は高く
透き通っていて
『心』が心地よくなる声ですよね

この『言葉』というのは
では、どこで作られているものでしょうか



言葉とは心で作られている


言い方を変えると
『言葉で心は作られる』

この相互関係が、コミュニケーションを生み出しています。

心が、マイナス(-)であれば、言葉もマイナス(ネガティブ)になります。
逆に、心がプラス(+)であれば、言葉もプラス(ポジティブ)になります。

そして、言葉は
相手に伝染します。

マイナスな言葉は相手もマイナスにする事ができます。
プラスな言葉は相手をプラスにできます。

子どもたちに対する
言葉かけを見直した時
あなたは、どちらの言葉を選択していますか?


『子どもへの言葉かけのコツ』
言葉=心という話をしました。
それは、心が豊かになると
言葉も豊かになり、相手も豊かになるという事です。

それでは、言葉かけをする際に一番重要な事は何でしょうか?

それは、自分自身の『マインド』です。

『マインド』とは『心』です

まずは、心を豊か(ポジティブ)にする事が大切です。
子育てでは、イライラする事がたくさんでてくる事でしょう。
しかし、あなたは知っています。
その気持ちを豊かにする方法を
それは『リフレーミング』です。

まずは、自分を受容し肯定しましょう。

それからやっとスタートとなります。


子どもの行動を分析する~応用行動分析~


リフレーミングでマインドのリセットが完了した後は
いよいよ子どもへの言葉かけ(プラスのプレゼント)です

ここでは、子どもの行動を分析し
より、効果的に子どもの行動を承認していく方法をご紹介します。

まず、行動には3つのパターンがあります。

1.先行刺激
2.行動
3.結果

例えば
子どもとお店に出かけているとします

『先行刺激=おもちゃ売り場』となります。
そして、子どもはおもちゃを買ってもらえず、泣いたとします。
『行動=泣く』となります。
そして、お母さんは泣いている子どもに対して、おもちゃを買ってあげるとします。
これが、『結果=おもちゃを買ってもらう』となります。

『おもちゃ売り場』+『泣く』=『買ってもらう』

この例では、子どもが『泣く』ことにより『おもちゃを買ってもらう』という事になります。

結果がもたらす、行動の増加を『強化』とよびます。

また、逆を『消去』と呼びます。

この、『強化』と『消去』を上手に使いこなすことにより
子育てが効果的に行えるようになります。

では、今回の事例の結果は適切だったでしょうか?

皆さんの考えていう通り
『不適切』ですよね。

では、どのように対応するのが適切なのえしょうか?

それは、『結果』を変えるだけで良いのです。

『結果』は必ず、『行動』と繋げる必要があります
望ましい行動の時は、良い結果
望ましくない行動には、悪い結果
と区別する事が大切です。

今回では、
『泣く』という行動は、『望ましくない』行動なので
『悪い結果』を使う必要があります。

この場合僕が使うとするならば
『買わない』はもちろん、『場面を変える』という結果を使います。
     ※行動と結果の詳細については別でご紹介します

場面を変えるというのも
有効な方法です

具体的に言えば、
そのお店から出ることを指します

しかし、この結果というものは
その子どもの年齢や経験値(期待値)によって変化してきます。

そして
ここでの言葉かけのコツとしましては
『見せて話す』
という方法です

『見せて話す』とは
「あなたが今~するのを見ましたよ」と表現する事です。
(実際の行動を、言葉で具現化していく方法)

ここでは、
「あなたが今おもちゃを欲しくて泣いていますね」
「おもちゃは買わないので、お店から出ますよ」
というような流れになります。

ここで暴れようが何をされようが、
子どもの思い通りの結果にしない事が大切です

また、事前に練習することも大切です。

今回はざっくりな説明になってしまいますが、
今後もっと詳しくお伝えしていきたいので
お楽しみに‼!!

もし、詳しい話をすぐに聞きたいという方はコメントをください!!

それでは!
また!!