アドラー心理学から学ぶ子育てとは

子どもと対等に関わる大切さ

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アドラー心理学と子育て

-アドラー心理学とは-

 アドラー心理学とは、
 オーストリア出身の精神科医である
 『アルフレッドアドラー』が提唱した心理学のことです。

 アドラー心理学では
 『課題の分離』や『自己決定性』などを大切にし、
 『自己の選択は自分が決めている』と教えてくれます。


アドラーから学んだ事

 私が、アドラーから学び
 人生に役立てている事は
 
 学びは結果を求めるのではなく、
 そのプロセス(工程)が大切だということです。

 “ 馬を水場まで連れていく事はできる
    しかし、馬に水を飲ますことはできない ”

 これは、子育てにおいて
 見落としがちであり、
 ついつい強要しがちである事柄を例えていると考えています。

 『結果』ばかりを望む親は、多くの場合

『その通りにしようとコントロールします』

 だから、コントロールしようと思えば思うほど
 良い結果に結びつかないのです。

 しかし、その結果に結びつけるまでのプロセスを伝えることはできます。
 
 例えば、『勉強をしてほしい!』
 と強く願ったとしましょう。

 そうすると、思うようにしようとする結果=『勉強をする』
 ように、「勉強しなさい!」と強く働きかければかけるほど、
 子どもは反発し、親もエスカレートして必要以上に叱責してしますようになります。

 しかし、勉強をする上で必要なプロセス
 =環境の整備(机をきれいにする等)や目的を明確に示す(将来に必要とされるもの)
 を伝えるとどうでしょうか?

 言葉掛けの方法が全く別物に変わってきます
 私が行うとすれば、
 「○○になりたい!って夢を叶えるためには、
 漢字を覚える事も必要となっているみたいだね。」

 と声を掛けるくらいでしょう。

 後は、自分でどうしたらよいかを考え、行動するだけです。
 前提として、『夢』や『目標』が大切になってきますが。

 人の心を育てるには、言葉が重要になってきます。

 

性格は変える事ができる

 アドラー心理学によると、
 どうやら性格は変えられるらしいです。

 これは、朗報ですね。

 その事を記した言葉があります。

 “ 人の性格は
   死の1日前まで変える事ができる ”

 アドラーは、その人の性格を構築する要因は
 全て、過去の自己決定からと言っています。
 
 そして、それは思い込みであり
 『私は、このような生き方をしなくてはいけない性格である』
 と自分を決めつけてしまっている結果だといいます。

 だから、自己決定を変える事ができると
 性格は変える事ができるというのです。

 人生を1日単位で分析すると
 人間は、1日に70回の自己選択をしているといわれています。

 すなわち、その70回の選択を、今までと別の方向で選択できると
 自分を変える事が出来るというわけです。

 だから、誰でもできるんです。

 ※心理学をもっと楽しむならコチラ↑


最後に・・・。

 最近の妻との会話にて、
 『ネガティブ』なニュースをみなければ、
 潜在意識に『ネガティブ』を取り入れることなく、
 『ポジティブ』に生きていくことができるのではないか?
 と話す事がありました。

 上記は私が妻に言った事なんですが、
 妻がこう返答してくれました。
 
 ネガティブなニュースと決めつけているそのものが『ネガティブ』で
 『ポジティブ』にこだわっている事が愚かだ。

 これには、さすがに驚かされました。
 記事では良い事を言っている様だけども、実はそこにこだわっている自分がいて
 本来の目的を見失っている事に気付かされました。

 つまり、妻に論破された訳です。
 
 こんなに素晴らしい妻はいませんね。
 最高の妻です。

 ありがとう♪

 ※コチラの記事はとても面白い内容ですので是非読んでください♪

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