今生きているこの瞬間をどう感じるのか?

今日があなたの寿命だったらどうしますか?
―もしくは、その子の寿命が今日で終わるとしたら?―
「おはよう!」といつもと同じ朝を迎える。
私は、何気なく起きて
眠たい目をこすり、カーテンを開く・・・
「はぁ~今日は曇りかぁ・・・」
(溜息も漏れてしまう)
「あなた~!ご飯できたわよ~」
と妻が教えてくれる。
どうやら今日は昨日の残りのカレーが朝食みたいだ。
やはり、カレーは多く作るからこうなるらしい。
「早くしないと遅刻するわよ~」
「・・・うるさいなぁー。」愚痴がでる。
というのも、いつも起床が遅く8時半に出社しなくてはならないのに、
いつも7時半というギリギリの時間だ。
8時の電車に間に合わない!急がなくてわ!
そんなせわしない毎日を私は送っているのである。
食事すら、ゆっくり味わう事もできずに
ただお腹を満たすだけの為に口に運びほうばる。
「ごちそうさま~」
今日の妻の顔すら見る余裕もなく、自分の事で精一杯。
歯ブラシを手に取り、ニュースを聞き流しながら
仕事の準備を行う。
「はい。お弁当♪」
「あー(心では『ありがとう』と言っている)」
「なにそれ、せっかく作ったのに・・・」
「ごめん!急いでるから!」
「あっ・・・ちょっと!・・・もうぅ。」
私は急いで家を出発する。
いつもの駅に着き、時間ギリギリで電車に乗る。
アナウンスが流れ、いつもの流れで電車は運行していく。
「今日は、会議かぁ・・・。」
「めんどくせぇ~」と心の声が溢れるが、
ほぼ満員の中だから全くと言っていいほど気にならない。
そんなぼんやり時間を過ごしていると
急に大きな音が鳴った事に気付く。
『ドォォォォオオンンン!!!!!!!』
その瞬間から私の意識はない。

『今日が最後』と思って人と会えるか
子どもがいる家庭において、
子育てでイライラするケースは何個もあるだろう。
でも、子育てに関して
良いエピソードと悪いエピソードは語れるが
日常を幸せだと語れる人は多いのだろうか?
あの瞬間!この瞬間!
少しの時間だったけど、楽しかった!
こんなのは、山のように出てくるかもしれない。
例えば、
子どもが寝ている時の表情だったり、
いう事を良く聞いてくれる時の事だったり・・・
でも、良く考えてみて欲しい。
たったそれだけしか見ていないという事実を。
子どものありのままを受け入れず、
良い事悪い事とくだらない区別をしているがあまりに、
子どもの成長している姿や、一生懸命に考えて
自立しようとしている行動の前後などを
観察できている親はどのくらいいるのだろうか?
私は、常日頃から
子どもの事を考え妻の事を考えるようにしている
もちろん仕事の事もそう。
そうなるとどうなるか?
しっかりと考えている人は
こう感じているだろう・・・。
『感謝』でしかない
何を思うか、
それは『感謝』である。
この言葉しかでてこない。
なぜか?
それは、そう意識すればわかる話である。
だから、皆さんも『感謝』をしてみてください。
そうすると、私に共感できるはずです。
しかし、それはあくまでも無意識で繋がるだけの事。
難しい話ではないですよ。
日常をどう過ごすのか。それを決めるのはあなた次第です。
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