子育てと教育の現状
みなさんこんにちは
世界のまーくん先生です。
今回は、子育てと教育についてをテーマにして
双方の現状と未来についての
自論考察をしたいと思います。
子育てと教育の関係
まず、皆さんの『子育て』というイメージはどのようなものでしょうか?
漠然とした質問だと困惑してしまいますね…
では、質問を変えます。
Q.『子育て』はどこでしますか?
子育てをする場所というのは、
ほぼ『家庭』ではないでしょうか?
そして、子育ては『家族』という『集団』によって
育まれているのではないのでしょうか?
では、もう1つ質問です。
Q.『教育』はどこでしますか?
教育を行う場所というのは
ほぼ『学校』ではないでしょうか?
また、『教育』を行うのは『先生』
という人物が行うのが一般的なのではないでしょうか?
では、この2つの関係性について
もう少し掘り下げてみましょう
定義では、『子供を養い育てること』とあります。
これと類似して、『育児』という言葉もありますよね。
育児というのは、細かく言うと
『乳幼児を育てる事』という意味です。
そして、『子育て』というのは
年齢の制限がありません。
すなわち、母・父からすれば子どもがいくつになろうと『子育て』なのです。
では、ここで1つ紹介しておきたい事があります。
それは、
エリク・H・エリクソン(心理学者)が提唱した
8つの発達段階についてです。
子どもの発達段階は大きく分けて8つの段階がある
とエリクソンは言っています。
- 乳児期
- 幼児前期
- 遊戯期
- 学童期
- 青年期
- 初期成人期
- 壮年期
- 老年期
また、それらに対して同時に8つの発達課題もあると言っています。
詳しくは↑のリンクからどうぞ♪
子育てには、年齢という制限はないけれど
年齢によって対応する方法や課題が分かれている
という事になります。
そしてもう1つ言えることがあります。
子育てには年齢制限もなければ、
誰が子育てをしなくてはいけないという制限もないのです。
次に、『教育』についてです。
定義では、『教えて知能をつけること、人の心身両面にわたって、またある技能について、その才能を伸ばすために教えること』とあります。
『教育』とは『学校の勉強』のみではなく
『心身』の両面や技能についても教えるとなっていますね。
『勉強』とは、国語・算数・理科・社会・英語のような
専門的な分野のみではなく、『日常的』な『人間性』に関する分野まで
『学ぶ』ということになります。
となると、『子育て』と『教育』って通じるものがありませんか?
では、『教育者』とは一体誰のことなのでしょうか?
教育者=生徒の手本となるような人格を備えた教育を行う人
となっています。
どこにも
『学校の先生』と書かれていませんね。
ちょっといじわるな質問をします。
学校の先生はみんな教育者と呼べますか?
最近では、メディアも細かい情報まで提供してくれるようになり
学校の先生の不祥事もたくさん露出していますね
例えば、『生徒に対してわいせつな行為』をしてしまったり
『酒を飲んで運転』してしまったり
良い捉え方をすると
『反面教師』という言葉がぴったりの気がしますが…
子育てに全力を注いでいる『母』『父』からすると
とんでもない『事件』ですよね。
そして、学校の先生の問題はこれだけではありません。
もっと深刻な問題があります。
それは…
『労働問題』です。
教師の1日の学校にいる平均時間は
『11時間30分以上』
ベネッセによる調査『教師の平均勤務時間について』pdf
とされています。
そして、教師の1番の悩みが
『教材の準備時間が十分にとれない』
学校の先生は多忙すぎるってことです。
そして更に問題なのが、6年間同じ悩みであるということ
(2010年と2016年に調査している)
これでは、教育って一体なんなんだ…となるのが現実ですよね。
しかし、『教育』も『子育て』と同じで
誰が~しなくてはいけないという決まりはありません。
そうです。
『家庭』が主体となり、『教育』を行っても良いということです。
これを『家庭教育』と呼びます。
もっとわかりやすく言うと
『躾』という言葉になります。
ここまで、『子育て』と『教育』についての話をしてきました。
しかし、『学校』だけでは、『教育』が成り立たず
『教育』とは『学校』だけではないという事をお話してきました。
そこで、『家庭教育』=『躾』というのが登場します。
ここでは、仮に『家庭』での教育者を『父・母』としましょう
※『祖父・祖母・里親』様々な教育者もいます。
では、家庭の教育者(父・母)は何をすれば良いのでしょうか?
教育の目的の本質的要因は『自立』にあります。
それらを家庭で(できる範囲で)教育していく事が重要です。
具体的にいうと、
『子どもがジャングルに1人で残されても生きていける力』
です。
それは、食べる事であったり
安心して眠れる場所の確保だったり、
火の使い方だったりします。
これを、皆さんはお子さんに伝えているでしょうか?
『勉強』という結晶化されたものに固執しすぎていませんか?
ジャングルでは、勉強だけできても、残念ながら『生きる』事はできません
しかし、ジャングルで生活できる方法をみにつけていると
現代でも『生きる』ことはできます。
すなわち、本当に大切なものは学校で学ぶ国語や算数ではなく
それらを囲む、環境を学ぶ事というのが『勉強』であると言えます。
それは、『人間関係』であったり『コミュニケーション』であったりします。
そして、1番重要なのは、『感謝』です。
『感謝』する事の大切さを学ぶ『マインド』の重要性
※こちらのリンクには、『感謝』をする上で重要な記事が書かれています。
『躾』とは『感謝』を学ぶ事にあります。
『感謝』することで、自分の変化や相手の変化に気付くことができます。
それが、『成長』となり
それを伝えることが『学び』=『教育』=『子育て』となるのです。
子育てと教育の未来
僕は、最近『10年後の世界を生き抜く最先端の教育』という本を読みました。
この本は、現代の『教育』と未来の『教育』について
竹内薫さんと茂木健一郎さんが対話形式で記述し語っています。
その中でも、『プログラミング教育』というのがビッグワードとなっています。
プログラミングとは、人間の意図した指示をコンピューターに指示する事です。
このプログラミングを教育課程に取り組もうという行動が現在では進んでおり
2020年には、実施すると政府(文部省)が言っています。
しかし、そう上手くいくものなのでしょうか?
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その詳しい内容については、この本に記載されています。
ちなみに僕は、上手くいくとは思っていません。
なぜならば、現在の学校の教師の中に『プログラミング』を教えることのできる
存在がいないからです。
言い方を変えれば、学校でプログラミングを教えた経験のある教師がいないからです。
そして、教師が受けてきた教育課程に
『プログラミング』がないという事も理由のひとつにないます。
茂木健一郎さんは、現代の教育にこうも言っています。
「TOEICや英検は重要ではない」
なぜなのでしょうか?
それは、上記の本に理由がしっかり書かれています。
では、どのようにして学べばよいのでしょうか?
アメリカなど海外の教育は
日本よりも進んでいます。
アメリカでは、『ホーム・スクーリング』という方法で
勉強する家庭が増えてきているそうです。
それは、まさしく『家庭教育』なのでは?と思っています
しかし、単なる家庭教育ではありません。
子どもが自らそれを望むという事に意味があるのです
『子どもの主体性』を重視した教育ともいえます。
また、『父』『母』だけが教師になるのではなく、
インターネットを通じて、専門的(良質)な教師と繋がることもできます。
これからは生徒が教師を選べる時代となっていきます。
教師の質が問われる時代となっているんです。
僕は、プログラミングを独学で学んでいます。
このブログ記事もプログラミングの基礎を学んで行っています。
知らないとできない『技』もあります。
それは、モデルとなる人の真似をしたり
YouTubeを見たり、本を読んだりして学んでいるのです。
『何を学びたいか、どのように学ぶのか
自分で選択し、納得するまで追求する』
これが、『学び』=『教育』の本質なのではないでしょうか?
僕はそう思います。
『アクティブラーニング』
という言葉を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
アクティブラーニングとは、『能動的』な学習の事です。
この学習方法は、
現教育環境においてのベストプラクティス(最有効手段)と言われています。
「~したい」というワクワクが子どもの将来性を高めていくのです。
最後に…
『子育て』『教育』とは何か?
皆さん個人での見解があると思います。
今一度、考えてもらいたく、この記事を書きました。
そして僕もこの記事を書きながら思ったことがあります。
それは、『これからも学び続け、それを発信し続ける』という事です。
自分のために学び、子どもののために学び
そして、みんなのために学び続けます!
これからも、応援のほど宜しくお願い致します♪
育みでの重要な事~十人十色~
※僕が大切にしている言葉『みんなちがってみんないい』
から教わった事を記事にしています。
子どもと遊び「楽しい!」を引き出す3つの要因
※『遊び』は『学び』、今回のテーマの延長となる記事です♪
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